「肝腎要(カンジンカナメ)」
◎いじめられてもじっとガマンの子
なんといってもこの季節の話題は肝臓でしょう。忘年会・新年会とアルコールとカロリーオーバーのダブルパンチであなたの肝臓はヘトヘトかもしれません。しかし、どんなに無理をかけても一言も文句を言わず黙々と働き続ける。それが沈黙の臓器と言われる肝臓なのです。そして、お肌の調子に一番関係があるのも肝臓なので、ここらで少しあなたの肝臓を思いやってあげましょう。
肝臓は鳩尾(みぞおち)の少し右側、肋骨の内側にある男約1.5kg、女約1.3kgの人間の内臓の中で最大の内臓です。
肝臓の働きは
(1)食事で食べた糖分をエネルギーにかえる。
(2)食べた栄養を自分の体に必要なものに変化させる。
(3)お酒・タバコ・薬などの毒素を分解する。
(4)便などから発生した体内の毒素を分解する。 などです。
肝臓は体の中の大きな化学工場と言われます。
そして、肝臓の働きで一番大事なものがC体内の毒素の分解なのです。
肝臓の働きの半分近くがこれに使われていると言われますので、便秘をすると急に肌が荒れるのもうなずけます。特に肝臓に負担をかけるとニキビと肌に出ることが多いようです。(つづく)
※次回は「それでもわかる肝臓の黄信号!」です。お楽しみに。
|