「お薬のこと、もっと知りましょう！」

このホームページを訪問される方は、お肌のトラブルなどでお悩みの方が多いでしょう。そして、何らかのお薬をお使いの方も多いはずです。
「ステロイドは副作用が怖いよ！」なんて聞かされ、恐る恐るつかっていらっしゃる方多いのではないでしょうか？

もともとお薬は人を病から助い人生を「楽」にする「草」（楽＋草→薬）でした。
今や科学の進歩と共にお薬もより早く、より良く、効くものに進化しましたが、その分、副作用に怯えることにもなりました。

でもよ〜く考えてみましょう。
「カゼ薬はカゼを治さない」のは今や世間の常識になりつつあります。
「お薬は、症状に良く効きますが治すのは自分の生命力（自然治癒力）なのです。」

お肌に使う薬も同じです。
お薬自体がお肌を修復し、若返らせる訳ではありません。
現代医学の薬も漢方薬でも「ほんの手当て」に過ぎません。治しているのはご自分の生命力（自然治癒力）なのです。

「では、お薬は必要ないのか？」決してそんなもとはありません。自然治癒力が出やすいように補助してくれています。

現代医学のお薬に限らず、漢方薬にだって副作用はあります。「副作用が出ないよう細心の注意を払い、最小限のお薬でお肌を自然に治っていく方向に向ける！」このサジ加減が薬使い（薬剤師）の仕事の妙なのです。

これから数回に分け、お肌のトラブルの為の、ぬり薬（外用薬）、飲み薬（内服薬）についてご説明いたします。
諸刃の剣であるお薬も、使い方が分かれば大変役に立つ道具です。では、ご一緒に勉強しましょう”！

＜ステロイド外用薬の強さ＞

では次回この「ステロイド」について詳しくお話しします。

ご質問は下記へどうぞ。
メール：soudan@eirakudo.com　薬剤師　岩崎文治